初心者のためのエレキベース講座

「ベースを始めたばかりで何を練習したらいいか分からない!」「ベースをはじめてみたいけど、どんな機材を選べばいいの?」などといったベースをはじめたばかりの方の疑問に答えサポートします。

耳コピのお話

こんにちは!れいです。

 

 


前回は

タブ譜ばかりに頼っていると良くない

 

と言うお話をしました。

 


耳コピはほとんどの人に必要となってくるスキルですが、意識して練習しない限り自然と出来るようになることはありません。

 

逆に言うと、練習さえすれば誰でも出来るようになるものです

 


今回は、耳コピの方法とコツについてお話したいと思います。

 


耳コピの方法ですが

 

1.曲の中のベースの音を聴きとる

2.再生を止めて、指板上で同じ音を探す

3.曲を聴きながらベースを弾き、探した音が原曲とあっているか確認する

 

これの繰り返しです。

 


これだけ?

 

と思う人も居るかもしれませんが、これ以外の耳コピの方法はありません。

しかし、やりやすい曲と方法はありますので、その方法をご説明します。

 


まず、曲選びですが低い音の多用されている曲は入門向けではありません。

low B(5弦0フレット)からE(4弦0フレット)

の間の音程は聞き分けるのは難しいです。

 

そのため、5弦ベースやドロップチューニングを使っていると思われる曲は避けましょう。

 

同様に、スラップが入っている曲もおすすめではありません

ゴーストノートと休符の区別や、鳴っている音を探すのが難しいからです。

 

 

 

次に音探しですが、再生は5秒~10秒ほどで一区切りして音を探しましょう。

 

また、youtubeでは再生速度を簡単に変えることが出来るので、原曲では早いと感じる場合は遅くしてみたり、アプリを利用して低音を聴き取りやすくしてみると良いでしょう。

 

また、音を探す時はベースラインを聴き取ったものを鼻歌で繰り返しながら、指板上を探っていくイメージです。

 

音を鳴らしてみて、低いと感じたらそのままハイフレットにスライドしていき、逆に押さえた音が高いと感じたらローフレットにスライドして探してみましょう。

 

 

 

耳コピは数をこなすほど、どんどん早く正確になっていきます。

 

「それでも耳コピはハードルが高い!」

 

 

と思う場合は、youtubeなどの演奏動画からコピーしてみても構いません。

 

この場合は、目で見てフレットのどの辺りを押さえているのか分かるため、耳コピよりハードルは低めです。

 

ですが、タブ譜に頼らず曲をコピーする練習にはなる為、耳コピの入門として取り入れるのも良いと思います。


初めは大変だと思いますが、その分得られるものも多いので、チャレンジしてみてください。

 


それでは、失礼します。