初心者のためのエレキベース講座

「ベースを始めたばかりで何を練習したらいいか分からない!」「ベースをはじめてみたいけど、どんな機材を選べばいいの?」などといったベースをはじめたばかりの方の疑問に答えサポートします。

運指の練習③ クロマティックスケール

こんにちは!れいです。

 

 

前回、前々回とタブのない記事が続いたので、今回はタブ譜を乗せた練習方法をご紹介しようと思います!

 

今までに載せたフレーズよりも少し難しめですので頑張って練習してみてくださいね。

 

僕自身もこの基礎練習を今もベースのウォーミングアップに弾いています。

 

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少し音数が多いので簡易的に書きました。

 

このフレーズのメインは下の段です。

特に一番最後の7,8フレットを薬指と小指で運指するところが一番難しい思います。

 

最初は音がスムーズに繋がらなくても良いので、しっかりフレットを押さえるという点を意識してみてください。

 

ちなみに、このフレーズはローフレットにいくほど難しいです

 

慣れてきたらベースの1〜4フレットを使って同じ運指を行ってみると更にいい練習になると思います。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

それでは、失礼します。

 

 

耳コピのお話

こんにちは!れいです。

 

 


前回は

タブ譜ばかりに頼っていると良くない

 

と言うお話をしました。

 


耳コピはほとんどの人に必要となってくるスキルですが、意識して練習しない限り自然と出来るようになることはありません。

 

逆に言うと、練習さえすれば誰でも出来るようになるものです

 


今回は、耳コピの方法とコツについてお話したいと思います。

 


耳コピの方法ですが

 

1.曲の中のベースの音を聴きとる

2.再生を止めて、指板上で同じ音を探す

3.曲を聴きながらベースを弾き、探した音が原曲とあっているか確認する

 

これの繰り返しです。

 


これだけ?

 

と思う人も居るかもしれませんが、これ以外の耳コピの方法はありません。

しかし、やりやすい曲と方法はありますので、その方法をご説明します。

 


まず、曲選びですが低い音の多用されている曲は入門向けではありません。

low B(5弦0フレット)からE(4弦0フレット)

の間の音程は聞き分けるのは難しいです。

 

そのため、5弦ベースやドロップチューニングを使っていると思われる曲は避けましょう。

 

同様に、スラップが入っている曲もおすすめではありません

ゴーストノートと休符の区別や、鳴っている音を探すのが難しいからです。

 

 

 

次に音探しですが、再生は5秒~10秒ほどで一区切りして音を探しましょう。

 

また、youtubeでは再生速度を簡単に変えることが出来るので、原曲では早いと感じる場合は遅くしてみたり、アプリを利用して低音を聴き取りやすくしてみると良いでしょう。

 

また、音を探す時はベースラインを聴き取ったものを鼻歌で繰り返しながら、指板上を探っていくイメージです。

 

音を鳴らしてみて、低いと感じたらそのままハイフレットにスライドしていき、逆に押さえた音が高いと感じたらローフレットにスライドして探してみましょう。

 

 

 

耳コピは数をこなすほど、どんどん早く正確になっていきます。

 

「それでも耳コピはハードルが高い!」

 

 

と思う場合は、youtubeなどの演奏動画からコピーしてみても構いません。

 

この場合は、目で見てフレットのどの辺りを押さえているのか分かるため、耳コピよりハードルは低めです。

 

ですが、タブ譜に頼らず曲をコピーする練習にはなる為、耳コピの入門として取り入れるのも良いと思います。


初めは大変だと思いますが、その分得られるものも多いので、チャレンジしてみてください。

 


それでは、失礼します。

‘アレ’に頼りすぎていませんか?

こんにちは!れいです。

 

 


突然ですが、皆さんはどのように曲をコピーしていますか?

 


タブ譜でしかコピーしたことがない、、」

 


という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんな方へ向けて、‘タブ譜依存症’の怖さについて話したいと思います。

 

 

 

誤解を招かないために言うと、タブ譜を見てコピーすることが全て悪いわけではありません。

音符や譜面の感覚をつかむのには適している方法と言えます。

 


ですが、タブ譜ばかりに頼っていると

 

「この曲はタブ譜がないから諦めよう」

「曲を聴いてもいまいちベースの音が分からない」

 

という事に陥ってしまいます。

 


もうお気づきの方も居ると思いますが、曲をコピーをする上で大切なのは

耳コピ

 

です。

 


耳コピが出来て得することはあっても、損をすることは1つもありません

 

・ベースを聴き取れる力がつく

タブ譜がない曲でもコピー出来る

・スコアを買わなくていい分、お金が浮く

 

すぐに思いつくものメリットだけでもこれだけあります。

 

 

特に

タブ譜がない曲でもコピー出来る」

 

これはすごく大きくないですか?

 


インターネットや書店でタブ譜やスコアを探す必要もなくなりますコピー出来る曲数も大幅に増える思います。

 


「自分はタブ譜のある曲しか弾くつもりはない!」

と固く決めている人は、耳コピが出来なくても良いかもしれません。

 

しかし

タブ譜がない曲でも弾いてみたい!」

「将来的にはバンドでオリジナル曲を作りたい!」

 

このような事を考えている方は、ぜひ耳コピにチャレンジしてみてください。

 

 

 

ここまで書きましたが

 

「簡単に言うけど、どうやって耳コピをしたら良いの?」

「ベースの音程まで正確に聴き取れる自信がない、、」

 


という問題があると思います。

 


次回の記事で

具体的にどうやって耳コピをしていくか

初めてでもコピーしやすい曲や方法

 


についてお話ししたいと思います。

 

 

 

それでは、失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

運指の練習② マイナースケール【タブ譜あり】

こんにちは!れいです。

 

 

前回に引き続き、今回も左手の練習フレーズを紹介したいと思います。

 

 

前の記事でCメジャースケールというものを使い、フレーズを作りました。

今回はBマイナースケールというものを使ったフレーズです。

 

スケールを覚えると、アドリブや作曲の時にとても役に立つので少しずつ覚えていくと良いでしょう。

 

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実際に弾いてみると分かると思いますが、この3つは全て同じ音です。

また、メジャースケールに比べて、マイナースケールは少し暗い雰囲気だと思います。

 

 

気をつけてほしいのは、一番下のフレーズです。

最初の4弦12フレットを弾くときに、人差し指を次の音の3弦9フレットに移動させておきましょう。

そうすると、楽に次の音に繋げられるはずです。

 

 

 

ちなみに、Cの音から始まるからCメジャースケールBの音から始まるからBマイナースケールと呼びます。

 

「メジャーとマイナーは何が違うのか?」

 

「他にはどんなスケールがあるのか?」

 

 

まで一気に話そうと思うと書ききれないので、また機会があれば、その話もしてみようと思います。

 

 

 

それでは、失礼します。

 

 

基礎練習 運指の練習①[タブ譜あり]

こんにちは!れいです。

 

 

今回お話するのは、ベースの基礎練習についてです。

基礎練習というと「つまらない」「単調」などと言ったイメージがありますが、実はとても大切です。

 

更に初心者の方にとって基礎練習は更に大切な意味を持ちます。

 

なぜなら、間違った指の使い方をしたまま練習を続けると、後になって矯正するのが難しくなるからです。

 

気が進まないなぁ、、」と思った方も一度今回ご紹介するフレーズを練習してみてください!

 

 

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このフレーズはいわゆるCメジャースケールというものです。

注意して欲しいのは1フレットにひとつの指で弾く点です。2フレット→人差し指、3フレット→中指、4フレット→薬指、5フレット→小指となるように弾いてください。

 

ベースのウォーミングアップがてら弾いてみてもいいかもしれませんね。

基礎練習は毎日続けていくことが大切です。

基礎練習をあまりやっていない人は、これを機に練習に取り入れてみて下さい。

 

 

また他のフレーズも時々ご紹介したいと思います。

それでは、失礼します。

 

 

 

最初のベースの選び方

 

エレキベースには多くの種類があります。ベースを始めてみようと楽器店に行ってもどのベースが良いか分からず、悩んでしまうと思います。

そこで、「どのベースを選べば良いのか?」をベースの種類と一緒に説明していきます。

・ベースの種類について

ベースには大きく分けて二つの種類があります。「ジャズベース」と呼ばれるものと「プレシジョンベース」と呼ばれるものです。

1.ジャズベース

ジャズベースとは、シングルのピックアップ(ボディに付いている弦の振動を拾うマイクのような装置)が二つついており、どんなジャンルにも対応しやすいベースと言えます。また、比較的ネックが細めのものが多いため、初心者にも扱いやすいのが特徴です。f:id:o_k_b_bass:20181016175020j:plain

2.プレシジョンベース

 

プレシジョンベースとは、ボディの真ん中にピックアップが一つ載っているベースで、ジャズベースに比べて、太い音が特徴です。そのため少し激しい曲やピック弾きとの相性が良いと言えます。また、プレシジョンベースは、ネックが少し太いものが多いため、始めたばかりの方にとって少し握りにくいと感じる人もいるかもしれません。

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ジャズベースがおすすめ

私は最初に購入するベースに、ジャズベースをおすすめします。理由は、ネックが細いため始めたばかりでも弾きやすいこと、様々な奏法や曲に対応できる汎用性の高さがあるからです。

また、楽器店に行くと、様々なメーカーからジャズベースタイプのベースが発売されていることがわかると思います。その中で、予算やデザイン、カラーなどで一番ほしいと思えるものを選んでみるといいかもしれません。

・最初に選んではいけないベースは存在しない

ここまで私の考えを書きましたが、どれも絶対というわけではありません。周りの人や楽器店の店員さんのアドバイスを参考にすることは良い事ですが、最終的には自分が弾きたいと思ったベースを購入しましょう。

自分が気に入ったベースであれば練習も楽しくなり、ベースへの愛着も大きくなります。極論ですが、最初に気にいったベースが多弦ベース(5弦以上のベース)であれば、そこから始めてみるのも一つの手だと思います。

予算を考えながら、これだ!と思えるベースを探してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

ブログの目的

「念願のベースを手に入れたけど、何を練習したら良いのか分からない!」といった経験はありませんか?

私自身も、ベースを始めたばかりの頃は多くの疑問がありました。周りにはアドバイスを聞ける人もいなく、当時は高校生でしたので教則本を買い揃えてみるお金もありませんでした。

そんな中、インターネットを頼りに様々なサイトを読んでみるものの、全くのベースの初心者には難しい内容のものも多くありました。

そこで、私が初心者だった頃に抱いていた疑問や、私自身が効果的だったと思う練習方法について、ご紹介するためにブログを開設しました。

私は今年でベースを始めて8年目になりますが、ずっと独学で練習をしてきました。ですので、同じように独学でベースを始めた人の疑問や苦労は人一倍理解出来ているつもりです。

このようなブログを開設した私ですが、今でもベースを練習する中で新しい発見や、これから習得したいと思う技術はたくさんあり、とても奥の深い楽器だと思います。

ベースを手に取った人が、一人でも多くベースの楽しさを実感してこれからも長く音楽と付き合っていく最初の手助けになればと思います。